歓待だね、フネ抱いたんか?
かんたいだねふねだいたんか
「ホホホ。とっても美味しい紅茶ですわ。お父さんも残念ね、一緒に味わえないなんて。今日は外せない用事があるそうですの。それにしても、伊佐坂先生の御宅は素敵な家具ばかり。ウチの家は散らかり放題で恥ずかしいわ...。あっ!先生、何をなさるんです...」
「いやいやいや、案外ふくよかな胸をされてるんですな、フネさんは?私はね、日頃から貴女の様な良妻賢母が徐々に知らず知らずの内にズべ公になって行く様を描いた小説を書きたいと思っていましてな...。フフフ。何だかんだ言っても、フネさん。もう花唇がびっしょりですぞ?時間はたっぷりあるんだから、二人で楽しもうじゃありませんか?ほら、ウチのバカ犬もこんなに喜んでいる...」 (伊佐坂難物『欲望と言う名の電マ』より)
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大阪府
はぎやん さんの回文作品
(投稿:2020/3/26)