春 立ち草産す 檜露 深水
夏 川波 草合歓 潮の関
秋 背の星胸裂く 分かつ滞みか
冬 月の日棲む沙 朽ちたるは
はるたちくさむすひのきつゆふかみず
なつかわなみくさねむしほのせき
あきせのほしむねさくみなわかつなずみか
ふゆつきのひすむさくちたるは
春夏秋冬の花鳥風月。
美しいものを美しい日本語で、なおかつ回分に詰め込みたいという哀れな幻想を抱いて苦しむこと数時間、ようやくできた回文です。正直この日本語つながってる?みたいなところもありますが、その辺りはまあ雰囲気とニュアンスで目を瞑っていただくとして、、、
神奈川県
コザワ さんの回文作品
(投稿:2022/6/6)